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ボーカルCD つむぐ歌

つむぐ歌ジャケット 1、ハーベストロード
2、つむぐ歌
3、猫とみみずく
4、てぃんさぐぬ花
5、風の棲む国
6、ポプラ
7、月夜見〜tsukuyomi〜
8、イリュージョン〜水と鉱石の森〜
9、JOY
10、月と太陽のパ・ド・ドゥ

1995年8月15日発売(佳音舎)
定価¥1,800(税込)

■試聴ボタンをクリックしていただくと、曲の一部をお楽しみいただけます↓

1.ハーベストロード

 浜田真実・作詞
 重信将志・作編曲

アルバムの最初の曲は「誕生」をテーマにしました。どんな状況においても祝福されるべき、生命の誕生を描きたかったからです。
詞をつくる前に、曲を依頼しました。
作曲者である重信昌志氏に伝えたことは、「生命力」と「鳥の目線で」ということ。
大空から大地を見下ろしている感覚で、作曲とアレンジを依頼しました。

試聴できます
2.つむぐ歌

 浜田真実・作詞
 重信将志・作編曲

「誕生」の次は「子守唄」です。子供をあやす様に歌いたくてつくりました。作曲者に伝えたイメージは「木造の古い小学校に置いてある、壊れかけたオルガンを子供が弾いている感じ」。こんな抽象的な言葉から、このメロディーが生まれました。フレーズの最後の言葉が、次のフレーズにつながっています。
しりとりみたいに。終わりのない生命(いのち)を紡ぐ歌です。

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3.猫とみみづく

 浜田真実・作詞
 重信将志・作編曲

子守唄の次は「遊び」にしてみました。猫と子供は遊びの天才!
そして、自分と種類の違う生き物とでも、割と平気で共存できてしまう。羨ましい存在です。
トットットットというこの曲のリズムは、猫が好奇心いっぱいに、ワクワクしながら歩いている時の感じを表現してみました。

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4.てぃんさぐぬ花

 沖縄民謡
 重信将志・作編曲

てぃんさぐぬ花というのは、沖縄の方言で「鳳仙花の花」のことだそうです。
この花を指でつまむと、赤い色が指先に残ることから「鳳仙花の花が指先を染めるように、親が教えてくれることも心を染めて行くものだよ」と歌っています。「誕生」「子守唄」「遊び」と続いて「親子の情」をテーマにしてみました。
沖縄の民謡は哀切ですが、とても強くて美しい歌が多いと思います。

試聴
5.風の棲む国

 浜田真実・作詞
 重信将志・作編曲

生きていると、いろいろなことに遭遇しますよね。心身共に疲労困憊し、このまま倒れるか逃げ出すかと頭を抱えてしまったり、どうせ私なんてと、甘えてふてくされてみたり。
「上手く行かないのが人生だ」と開き直れば少しは楽になれるかもしれないのに、それも出来ずにオロオロと迷ってばかり。お酒の飲めない私は、行き詰まると寝ます。こんこんと寝続けます。それで、こんな歌が生まれました。

6.ポプラ

 浜田真実・作詞
 重信将志・作編曲

混乱や迷いに翻弄された時期が過ぎ去るとふと、今までのことを振り返る余裕が出てきます。「あの出来事は私に何をもたらしたのだろう」内省の頃とでも言うのでしょうか。この歌はそんな状況を歌いました。「君」と歌の中で呼んでいる相手は、実は、私の母です。君を求めて泣いたり憎んだりしているのは幼い日の私。ポプラは今でも、風にゆられてさやさや揺れているだけです。

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7.月夜見
- tsukuyomi


 浜田真実・作詞
 重信将志・作編曲

この曲のテーマは「秘密」少し大人になると、心の奥に誰にも語れない領域が増えて行きます。それは、痛みや哀しみを伴ないながら密かに、でも確実に胸の中に存在し続けます。
月の美しい真夜中の海は、私が愚かなおんなであることを痛切に想い出させてくれます。「このまま海に溶けてしまおう・・・」日常を離れ、こんな気分に浸りたい時に是非、どうぞ。

試聴
8.イリュージョン
‐水と鉱石の森


 重信将志・作編曲

疲れた時は緑の多い場所に一時避難しましょう。そこに豊かな水があり、自然のさまざまな造形物がダイナミックに配置されていたりすると、最高!疲れなど一瞬にして吹き飛んでしまいます。1分17秒という短い曲ですが、人の声と自然の精霊が遊んでいるような曲に仕上りました。森の中でする深呼吸のつもりで聴いてみて下さい。

9.JOY

 浜田真実・作詞
 重信将志・作編曲

私のお葬式の時に使えるような1曲を。と願った結果、この曲が出来ました。ささやかな自叙伝です。1コーラス目は子供の頃の私。2コーラス目は少し大人になった頃の私。良いことも辛いこともたくさんあったけれど、過ぎ去る日々は全て美しいと歌いました。今を精一杯、幸福に生きるための過去だったからです。ありがとう!楽しかったよ!!と死んで行ける人生でありますように。

試聴
10.月と太陽のパ・ド・ドゥ

 浜田真実・作詞
 重信将志・作編曲

1曲目で誕生をテーマに歌いました。そしてこれが最終曲です。小笠原に旅をした時、無人島で一夜を明かしました。周囲を海に囲まれた孤島で、満月を楽しんでいた時、突然私の左手に一条の光がさしました。
夜明けでした。そこは、島の断崖の突端。遥か下方に海を見下ろせる場所でした。太陽の周りは金色に輝く朝。かたや月の周囲は星が輝く夜の世界。その間を巨大な雲が運河のように、とうとうと流れて行くのです。宇宙の全てがここにある。全ての音がここにある。そう思いました。そして、世界は良い悪いなどということでは判断出来ないものだったのだと気付きました。全てがこのままで完璧でした。この不完全な私も含めて。
ちなみにパ・ド・ドゥとは、バレエ用語で男女がコンビで踊ることを言います。

これで、このアルバムは終わります。全てが終わりを迎えた時に、子守唄のように遠くから、「つむぐ歌」のフレーズがかすかに聴こえてくるのです。そして、旅はまた始まります。





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■レッスンCD
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■ボーカルCD
小さな灯り〜愛しい人へ〜  まほろうた〜日本民謡との幸福な出会い
つむぐ歌




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