Q-9
声がくぐもって聴こえます。
自分の声が気になって会話が苦手になってしまいました。
(26歳・ゆずさん・女性)
A-9
どんな声でも「どんと来~い!」と、自分で感じることが重要。
くぐもって聴こえるというのは、聴こえ方の問題ですか?
それとも、声の質そのもの?
もしかしたらね、原因は、ゆずさんの予想外のところに隠れているかも。
さぁ、宝探しです。
まずは、耳の機能の問題をチェック。
耳の調子が悪くて、音がこもったように聴こえてしまう人もいます。
如何ですか?
自分の声が嫌いで、聴きたくないと強く思っていると、脳は、あなたの声を
不快な音としてシャットアウトしているかもしれません。
まずは、ご自分の声を、よ~く聴くことから始めてみましょうね。
その他に、緊張が強くて、アゴや舌の動きの自由さが少ない場合。
普段、アゴを噛みしめていないかどうか、意識してみてね。
また、歯並びや、口の中の健康状態に問題がある場合。
鼻の調子が悪くて、鼻腔に上手く共鳴させられないなど、原因は、実にさまざま。
おっと、まだまだありますよ。
息が、浅い人。
そして、自分の話など重要じゃないと思い込んでいる人や、声を出す時に、ノドから上だけしか使っていない人も声はこもってしまいます。
本当に、原因はひとりひとり違っていますし、複雑にいろいろな要因が絡み合って声がこもる場合もあります。
まずはご自分で、何が声をこもらせている原因か探ってみてくださいね。
そして、必要ならば、簡単なストレッチや呼吸法を取り入れて、コミュニケーションが楽になる身体づくりをしてみてね。
これは、私の本にも書いたけれど、ご自分が「気持ち良いなぁ」と感じられる動きや、軽いウォーキングなどで充分。
あとは、意識的に呼吸を深め、ため息を吐きながら声を出す練習をしてみてね。
随分、声が前に出るようになりますよ。
声の本質は、あなたの本質と同じで、変えられない。
生まれるときに、神様からいただいて来た「種」のようなもの。
どう育てるかは、あなた次第。
ならば、その種をどう育て、どう生かすかがテーマかもしれませんね。
「良い」「悪い」じゃなく生かし方。
コミュニケーションが苦手だと思い込んで、話すことを止めてしまうと、ますます声は、前に出にくくなってしまいます。
苦手だと気持ちを引いてしまわないで、ど~んと自分の声を引き受ける。
そして、より魅力的に輝かせるために、あらゆる努力をおしまない。
大丈夫、きっと、晴れやかな気持ちでコミュニケーションが楽しめる時がきます。
あなたがウィークポイントと感じているものって、実は宝物かもしれません。
見出すことで、今よりも数倍も魅力的になれるってこと。
ご自分の声を、ジャッジしたり、分析したりせずに、とにかく空っぽになって聴き、吐く息に乗せて、出してみて。
「良いじゃない、私!」と、きっと思える。
ファイトだ!!
ありがとうございました。 自分にもっと自信がつくように、観察して 良いところを見つけていこうと思います。 全部がクリアになった時、きっとすご く良い方向に成長していると思います^^ ! ゆずさん!ありがとうございます。 嬉しい!応援していますね。 お互いに、ガンバロ(*^_^*)(浜田真実) |