まほろの声を探して~声をめぐる浜田真実の思いのたけ~

まほろの声を探して~声をめぐる浜田真実の思いのたけ~

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TEL. 03-6379-4743

08月

腹式呼吸のテクニック

まずは、とてもシンプルでベーシックな呼吸法からお伝えします。

無理のない楽な姿勢をとりましょう。立っていても、座っていても、寝
ていてもOK。全身の緊張をゆっくりと解いていって下さい。

膝も忘れずに、軽くゆるめておいて下さいね。

おへそから指4本分下のところに手を当てます。
そこからぐっと骨盤に向かって入った所、ここが臍下丹田(せいかたん
でん)と呼ばれている場所です。

臍下丹田は自分の中心、エネルギーの源があると言われています。

そこに向かって、ゆっくりと鼻から息を入れて行きます。
(実際に臍下丹田に息は入りません。あくまでもイメージでね)

そう「深く」「下に」というイメージです。

胸に力を入れずに「下っ腹」がふくらむような感じを意識して息を吸っ
たら、次はゆっくりと細く長く、口から息を吐き続けます。

お腹で静かに押し出すようにするのがコツです。

それを5分でも10分でも続けると、相当、気分が落ち着いて来ます。

(2004年7月20日発行・メルマガNo.2より)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

呼吸は何でも知っている~②

★ 呼吸は何でも知っている。

創刊準備号で、ストレスを身体に溜め込むと身体のあらゆる部分が影響
を受けて、ギクシャクして来るというお話をしました。

そして、意識して深い呼吸をする必要性もお伝えしました。

体内に充分な酸素が取り入れられると、自律神経を始めとして身体のさ
まざまな部分のバランスが取れるようになります。
頭の中がとってもスッキリとクリアになりますし、精神状態も安定して
来ます。

女性ならホルモンのバランスが良くなり、お肌ツヤツヤも夢ではなくな
ります。

ところが、その「深い呼吸」=「深呼吸」
これがけっこうクセモノなのです。

深呼吸だけをハフハフ繰り返しても、胸だけ、上半身だけを力んで使っ
ていては、あまり効果がないのです。
それだけでなく、過呼吸になってしまって気が付くとバッタリ倒れた後
だった、なんてことにもなりかねないのです。

そうならないためには、多少の知識とテクニックが必要です。

まずは知識の部分。
最初は「肺」についてのお話しです。あ、学術的な話はナシですよ~!
私自身がついて行けないので…。(*^_^*)

とても当たり前で簡単なことなので、ちょこっとだけご自分の身体の
内側に目を向けて見て下さいね。

肺は胸の肋骨の中に、左右ひとつずつ袋状のものが付いて出来ているの
はご存知ですよね。

さて質問です。この肺のテッペンはどこでしょう。

これが、ナント鎖骨の上。
鎖骨って、女性が胸のぐっと開いたドレスを着ていたりすると、両肩か
ら首の下あたりに向かってスッと横に並んでいるのが見える、ちょっと
セクシーな2本の骨です。

肺の一番上は、その鎖骨の上。ほとんど首の付け根のすぐ下にまで来て
るんです。ちょっとビックリですね。

そして、肺の一番大きな所が乳首のあたり。肺の底辺は、ちょうど乳房、
つまりオッパイの下のライン。アンダーバストの位置です。

以外と小さいし、高い位置にあるでしょ。

肺は自力で袋を広げたり、しぼめたりして呼吸を促すというよりも、そ
の周辺にある肋骨や脊柱、身体全体の筋肉がしなやかに拡がったり伸び
たりすることで、呼吸を成立させています。

ということは、首、肩、胸、背中が緊張して強張っていたのでは、肺は
機能しにくくなるのです。

それでも深呼吸は必要だからと、無理矢理胸を開いたり閉じたりして
呼吸をしようと頑張っても、身体に余計な負担がかかるばかりで、何の
効果も得られないという虚しい結果になります。

そ、それではもったいないですよね!

(2004年7月20日発行・メルマガNO.2)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

呼吸は何でも知っている~①

★ 呼吸は何でも知っている。

ストレスを身体に溜め込むと、内臓に不調が出てきたり首、肩や腰の
痛みが出てきたりしますね。
それだけでなく、身体のあらゆる部分がギクシャクして来ます。

私もかつて、喘息、腰痛、肩こり、倦怠感などなどを抱え込み、20代~
30代の麗しき時期を、腰をさすりながらヨタヨタと歩いておりました。

心の問題や思考の癖が、身体に影響を与えるのは周知の事実です。

そこで、体調が思わしくないと思われる時のご提案!

少し時間をとって、ご自分の呼吸に意識を向けて見て下さいな。
思った以上に浅い呼吸を続けていませんか?
現代人は呼吸をする時に、ナント肺の30%程度しか機能させてない
ようです。

ということは、体内に摂取する酸素の量が圧倒的に少ないワケだから、
循環が悪くなりますよね。
当然体温も下がるし、身体そのものの働きが鈍くなってきます。

私たちは意識して、深い呼吸をすることが必要になっているようです。
呼吸をする感覚を自分自身でしっかり取り戻すと、心身のさまざまな
状態が改善されてきます。
これは、私自身が身をもって体験しました。

「それでは、深呼吸を続けてればいいの?」

いえいえ、それだけではもったいない。
少しのテクニックを知ることで、もっと効果的に身体を使えるように
なります。

次回から、順を追ってそのテクニックをご説明しますね。

(2004年7月4日発行メルマガ・NO.0号)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

ケアボイスワーク

私は現在、通常のボイストレーニングの他に、虐待を受けて行き場を
失った子どもたちのシェルターや、心療内科のデイケアプログラムなどでも、
ボイストレーニングを行っています。
過度のストレスやショック、発達過程のトラウマなどにより心に深い傷を
負ってしまった人たちには、心理的なケアと共に、身体的なケアも重要だと
考えられるからです。

 

癒しの葉 強い緊張状態が続くと、脳に「ストレス情報」が伝わります。
「ストレス情報」は、神経を伝って血管や筋肉を収縮させ、自律神経を乱します。
これが、原因不明の筋肉の硬直や痛み、数々の身体症状につながるのです。トラウマを抱えた人たちは、精神的な問題に加え、様々な身体症状にも悩まされているため、その苦しみは計り知れません。しかし、身体全体を使って適切にエネルギーを発散させ、安心して声を発して自己を表現する場が提供されると、人は徐々に、心身の統一感や豊かな感受性、自己肯定感を取り戻していくことができます。

濱田真実オリジナルの、心身ケアのボイストレーニング 【ケアボイスワーク】
は、「心」と「身体」はひとつのもの=「生命」、という観点から、
「生命」を支えているのが「呼吸」、その「呼吸」に音が付いたものが「声」、

いう「マミィズボイススタイルの基本理念」に基づいたメソッドです。
トラウマについても、『脳の記憶の分野に関わる「傷」であり、解放し治癒する
ことができる生理的エネルギーの一部
』と考えています。
この脳の「傷」を癒し、『不必要な生理的
エネルギー』を、心地良く解消するための数々のアプローチ
が、このメソッドの
核となっているのです。

プログラムは、簡単なストレッチと呼吸法、リズム運動による有酸素運動、骨導音
を意識する発声法、声を使った表現遊び、などが中心になっています。

まず、緊張で固くなってしまった身体を軽いストレッチやリズム運動などでゆるめ、
安心感を持たせることで気持ちのベースを整えます。
そこに、声を出すことで得られる、「深い呼吸や骨の振動」などを加えていくこと
で、希薄になってしまった身体感覚を取り戻し、ボディコントロール力を養いなが
ら、『不必要な生理エネルギー』を解消へと導いていきます。

プログラムはさらに、「傷」が治癒されるために最も効果を発揮する「歓びの体験」
へと続きます。
夢中になって遊び、笑うこと、何らかの達成感を味わうことは、辛い記憶を反すう
することなく心身をゆるめ、自分の存在場所や、未来への希望を育てることにつな
がるのです。
この「歓び」が治癒を加速させるということは、精神医療の分野でも実証されて
います。

心身の状態は、本人の発する音声=「声」に、鏡のように映し出されています。
子どもたちが、本来の輝きある声で、自由に自己表現できる社会へ。
大人たちが、歓びに満ちてイキイキと暮せる毎日へ。

笑いながら行える簡単で楽しいワークが、脳や心、身体に染み付いた不要な緊張を
取り除き、辛い記憶を癒すだけでなく、ダイナミックにエネルギーを活性化させて、
自由な未来への「道しるべ」になることを心より願い、これからもワークを続けて
行こうと考えています。

※ケアボイスワークをご希望の施設・病院・
学校などのご関係の方は、お問い合せフォームからお問い合せください。

*「ケアボイスワーク」は、濱田真実のオリジナルメソッドです。

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

ピュアボイスを支える5つの柱

ピュアボイスを支えるための条件は、

1.良い姿勢
2.深い呼吸
3.リラックス
4.右耳を優先して聴く
5.骨の共鳴を意識する

この5つです。
では、ひとつずつ簡単にご説明しますね。

まず最初は、「良い姿勢」です。
ピュアボイスにとって、理想的な姿勢。
それは、無理のないそのままの姿。神様が創られた体の構造に
逆らわない姿勢です。
この姿勢を取ることで、呼吸が深まり、音の聴こえの質が変わり、
発声が楽に効果的に変わります。

続いて「深い呼吸」です。
声のエネルギーは、息。
息に乗せて、遠くまで声を飛ばします。
つまり息が浅い、吐く息がコントロールできないなどということが
あると、相手に届きにくい、意図を伝えにくい声になってしまいま
す。
頭(思考)と身体(感受性)をつなぐのも、息。
息のコントロール力が必要です。

3番目は、「リラックス」です。
緊張したからだからは、硬く緊張した声しか出せません。
ピュアボイスは、心と身体が緩やかにほぐれ、リラックスした中
での心地よい緊張感から生まれます。心と身体の声を聴き取り、
本当のリラックスをあなた自身にプレゼントしましょう。

4番目は「右耳を優先させて聴く」です。
良いアウトプット(発声)のためには、豊かなインプット(聴き
取る)が欠かせません。
あなた自身の声、そして相手の人の声をまるごと聴き取ることで、
あなたの中と、あなたと
相手との間に循環が生まれます。
あなたの聴き方が、ピュアボイスのクオリティを高めます。

最後に、「骨の共鳴を意識する」です。
ピュアボイスは、トマティスメソッドで言われている
「bone to bone(骨から骨)」のコミュニケーションを大切に
しています。
骨の振動が豊かになれば、ボディ全体が聴き取る相手の骨と共鳴
しあいます。
骨の共鳴し合うコミュニケーションは、穏やかで心地良いものです。

以上が、ピュアボイスの五つの柱です。
レッスンでは、この柱を数回に渡って、細かくご説明しながら体感
して身に付けて行きます。
身体になじむまでは少し時間がかかるかもしれませんが、一度おぼ
えてしまえば、無意識でいても、この柱が、あなたのピュアボイス
を支えてくれます。
お楽しみに!

(濱田真実)

 

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

あなたの本質を表すピュアボイス

声は、あなたの全てを映し出す魔法の鏡です。
周囲の人たちの声に、少しだけ耳を澄ましてみましょう。

挨拶を交わした瞬間「あれ?どこか具合でも悪いのかな」
と心配になってしまう人
必要以上に大きい声でしゃべっているのに、どこか気が弱そう
に感じられる人
外見は若くてハツラツとしているのに、声が老人のように感
じられる人
丁寧に話しているのに、なぜか会話に誠意が感じられない人

いかがですか。
誰かの声を聞いて、なんとなく感じる違和感や不自然さ。
これは、声に表れた相手の隠された情報を、あなたが受け取っ
ているからなのです。
言い換えると、あなたの声も、同じように聞かれているかも
しれない、ということにもなりますね。

本来声は、顔や体つきと同じで、ひとりひとり全部違います。
あなたの声はあなただけのもの
そんな、あなただけの純粋で汚れのない声を、マミィズボイス
スタイルでは「ピュアボイス」と呼んでいます。

声美人とは、このピュアボイスを磨き、活かしている人です。

でも、現代社会のストレス・家庭環境、心的外傷(トラウマ=心
の問題)など、さまざまなことが原因で、知らないうちにピュア
ボイスを見失ってしまう人もたくさんいます。
ピュア☆ボイストレーニングは、そんな見失ってしまった
ピュアボイスを、本来のあるべき姿に戻していくための、ボイス
トレーニングです。

本来のあるべき姿のピュアボイス、それは…

・相手を不快にさせない声
・感情や考え、内容と調和した声
・相手の心に真っ直ぐに届く声
・自分にも相手にも作為的でない声
・健康な心と身体から発せられる声

こんな声です。
これらは、日常のコミュニケーションからスピーチや歌といった
パフォーマンスに至るまで共通の条件だと、マミィズボイススタ
イルは考えています。

せっかく与えられた声ですから、心地よくお互いを高め合える
ように使いたいですよね。
あなたの声は、今、どのような状態ですか?

(濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

ピュアボイストレーニングとは

皆さんは、「ボイストレーニング」というと、
どんなトレーニングをイメージしますか。
ボイストレーニング」とは、一言で説明すると「発声」
のための訓練です。
学校の演劇部員が放課後に、「あ~え~い~う~…」と練習している
のもその一つですね。
また、歌手には欠かせないボーカルトレーニングなども、プロ・アマ
チュアを問わず代表的なボイストレーニングといえるでしょう。
現在、多くのボイストレーニング教室は、この「ボーカルトレーニ
ング」がメインのプログラムとなっています。

声と呼吸、心と身体 さて、マミィズボイススタイルのピュア☆ボイストレーニングは、従来の
ボイストレーニングの教室とは、少し趣が異なります。
その核となるのが、「人間の生命(心と身体)を支えているのが呼吸、その呼吸が音に変化したものが声 → 声は人間の生命の根源から発せられる音…」 というコンセプトです。

身体と心が健康になれば、呼吸が深まり、声は本来の輝きのある声に
戻ります。
また反対に、呼吸が深まり声が輝けば、身体と心は健康になれます。
声・呼吸・心・身体は、とても精妙で美しいパズルのように互いに
結びついているのです。

また、ピュア☆ボイストレーニングの軸となっている理念の一つに、
自分自身を大切にすること」があります。
生徒さんの中には、「自分を大切にする感覚が分からない
と悩んでいる方も少なくありません。
でも、ピュア☆ボイストレーニングの「あなた自身の声を聴き取る
ことから始まるレッスン
」は、意識するしないに関わらず、自分
自身を受け入れ大切にするということにつながって行きます。

あなたがあなた自身を愛しみ大切にし始めると、不思議なことが起こり
ます。
あなたを愛しみ大切にしてくれる人たちが、周りに増え始めるのです。
あなたの内側の世界で起こることが、外の世界にも反映されるのです。

ピュア☆ボイストレーニングは、
世界にひとりしかいない、自分自身への自尊心を取り戻すための
レッスン
]でもあるのです。

あなたも、ピュアボイストレーニングを始めましょう!
「私の声、こもって、もごもごしています」
「もう少し違った声だったらいいのに」
「自分の声なんか好きじゃない」
などと感じているあなた。

何の問題もありません。
ピュアボイストレーニングは、そんなあなたが魅力的な「声美人」
に生まれ変わるためのボイストレーニングだからです。

別人のように、声を変える必要はありません。

本来の響きのある声を思い出し、取り戻す。それが、「声美人」に
なるための最も近道でシンプルな方法なのです。
あなたの声は、やがてあなたらしさを存分に発揮しはじめて、誰も
が聞かずにはいられない声となるはずです。

ほんの少しの気づきと、毎日のちょっとした時間の積み重ねがあれば
、あなたの世界は確実に変わります。

声は、あなたとあなたの大切な人とを結ぶ、見えないリボン。
声の魅力が増せば増すほど、人は美しく輝くことができます。
愛し愛される魅力的な「声美人」になるのは、あなたです。
さぁ、新しい人生の扉を開いて見ましょう!

濱田真実

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

 

冬のボイストレーニング

冬のボイストレーニング

冬には冬の、声・呼吸・心・身体の整え方があります。雪ウサギ
冬のボイストレーニングについてご紹介いたします。


【冬の身体・初冬11月ごろ】

ようやく涼しさが寒さとして感じられる日が多くなりますよね。
股関節などが、冷えて堅くなるため、ねじれが生じて腰痛が発症しやすくなります。
首と名のつくところを、手首・足首・首などを温めると良いでしょう。
冷えにくい身体作りを意識して行きましょう。

【冬の身体・仲冬12月ごろ】
寒さも、本格的になってきます。
年末で落ち着かず、気ぜわしく忙しい日が続きます。
肩甲骨の左側から縮み始めますので、首の付け根がねじれやすく、寝違いが起こり
やすくなります。
気をつけてくださいね。

【冬の身体・晩冬1月ごろ】
一年のうちで、最も筋肉が固くなりやすい時期です。
しかも年末年始の疲れも出てきます。生活のリズムも狂いがちなので、なるべく
リズムを崩さないように留意しましょう。
加湿や保温を、続けて下さい。

【冬の心】
一年の終わりと始まりがやってくる季節。
何となく気ぜわしくて、上気したような日々が続きます。
冬にお日様を浴びる時間が少ないと、体調を崩し、軽い冬期のうつ病を発症する
人もいます。
忙しい時こそ、しっかりと心の根っこをぶらさない様に、なるべくお日様を浴びて
生活のリズムを保って下さいね。
1日10分の、心と身体をケアするための時間を持つように、心がけて下さい。

【冬のボイストレーニング・ひとことアドバイス】
冬のボイストレーニングは、ケアを心がけましょう。
冷たい空気にさらさないよう、しっかり深く鼻で呼吸をする癖をつけます。
さらに加湿・保温などを徹底して、繊細は声帯を大切に扱って下さい。
あなた自身の声を大切にするという行為が、あなたの存在を大切にすることに
つながります。

冬のボイストレーニング 冬は色を遊ぶ季節
だいだい色は、カルシウムの色。
寒さで固まった筋肉をほぐし
コミュニケーション能力を高めてくれます。
冬の色は温かくて、凛としていますね。


冬のテーマカラー 橙色(だいだいいろ)

この色は、赤の積極性と親しみやすさ、黄の明るさ・陽気さなどを合わせ持つ。
自信・勇気・朗らかさ・自発性・積極的な姿勢・健康・活力・創造力・コミュ
ニケーション能力・行動力・冒険心。
消化や吸収作用を助ける。肝臓機能の活性化。カルシウムの色。母乳の出も
良くなる色。
怒りっぽさやイライラした気持ちを和らげる。橙の実は冬に実る。

木賊色(とくさいろ)
リフレッシュの色。血圧を調整し、脳の興奮を鎮める。
ヒーリング・身体のバランス調整・細胞の再生に役立つ。
緊張感が高まる寒い時期に有効。

胡桃色(くるみいろ)
穏やかな暖かさや、活力を与えてくれる。
リラックスを促し、身体を温めてくれる。

月白(げっぱく)
緊張をほどき、静かな内省と豊かな創造性へと導く色。神秘的な歓び。
炎症を抑える。

真紅(しんく)
寒い時期になるので、この色で身体を温め、活性化する。
人脈を拡げる時にも有効。

花緑青(はなろくしょう)
年末の忙しい時期に体調を崩しがちになるので、ヒーリング効果が
高いこの色で、リラックスを心がける。

真紅・月白・芥子(からし)色・花緑青・胡桃色・木賊(とくさ)色・カナリヤ色…

 ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

秋のボイストレーニング

秋のボイストレーニング

秋には秋の、声・呼吸・心・身体の整え方があります。トンボ
秋のボイストレーニングについてご紹介いたします。

 

【秋の身体・初秋8月ごろ】
まだまだ残暑の厳しい頃です。
しかし体感温度は、夏真っ盛りですよね。
この頃に、充分に汗をかいていないと、涼しくなった頃に夏ばてが
起こります。
寒さに対応するための身体の変化も始まりますので、充分に汗を
かいて日々を過ごしましょう。
水分の補給もお忘れなく。

【秋の身体・仲秋9月ごろ】
暦の上では仲秋なのですが、まだまだ暑い日が続きます。冷房に
よる冷えにも、充分な注意が必要ですね。
また、みぞおちの周辺や、胸の横が緊張しやすくなりますので、
胃腸の感覚が鈍くなって、食欲が増したように感じるのもこの
時期です。
ただ、暑さのせいで、胃腸の調子が落ちていますので、出来る
だけ消化の良いものを食べるように心がけて下さい。

【秋の身体・晩秋10月ごろ】
ようやく暑さが和らぎ、涼しさも感じられるようになる頃です。
ところが、冷房による冷えなどが残っていると、この時期に
体調を崩す人が多くなります。
また、腎臓に熱がこもりやすくもなりますので、のぼせやすく
なりますが、春ほどのぼせの影響は強く出ないでしょう。
骨盤の左側から縮み始め、身体が寒さに対処しようとします。
身体も、冬の準備が必要なのです。


【秋の心】
夏さがやわらぐと、五感が解き放たれたように活性化します。
芸術に触れて、感性を刺激するのにとても良い季節。
大好きなものに触れて、積極的に味わってみましょう。
そしてあなた自身も自己表現を楽しんでみて下さい。

【秋のボイストレーニング・ひとことアドバイス】
秋は、芸術を観ることも、表現することにも向いている季節です。
難しく考えずに、思う存分、声を発して楽しんで下さい。
声を出すことで、呼吸が深まりますし、リラックス効果もあります。
脳の活性化や、心身の調和をとるのにも役立ちますよ。楽しんで下さい。

秋のボイストレーニング 秋は色を観る季節
黄金色は、実りや収穫の色。
豊かさを受け入れるために秋には
この色を多くもちいましょう。
秋の色は、深みがありますね。

 

秋のテーマカラー 黄金色(こがねいろ)
輝き・元気・知識・賢明さと結ばれた色。理性的な識別能力や洞察力・
決断力などを高める作用。
様々なアイディアをひとつの形にしたいという時に有効。
言語処理能力を高める働きもある。文章を作成する時に助けて
くれる色。腸の働きの活性化。便秘や消化不良などを解消。
実りや収穫の色。

藍色(あいいろ)
より高い霊性と芸術性を持つために効果がある色。落ち着きと
広がりのある自分自身へと変わるために取り入れると良い。

紫紺(しこん)
芸術的才能・忍耐力・思いやり・直観力・潜在能力を引き出す。
神経のバランスを回復。感受性を取り戻す。目の働きを回復させる。

琥珀色(こはくいろ)
平和、平等といった感覚を養い、落ち着きを取り戻させる。内省
にも使える。

深緑(ふかみどり)
血液の浄化に効果がある。また精神を落ち着かせ、より深い感覚を
楽しむために、取り入れると効果的な色。

黄朽葉色・臙脂(えんじ)・紫紺・薄葡萄色・藍色・琥珀色・縹(はなだ)色…

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夏のボイストレーニング

夏のボイストレーニング

夏には夏の、声・呼吸・心・身体の整え方があります。うちわ
夏のボイストレーニングについてご紹介いたします。

【夏の身体・初夏5月ごろ】
だるさがとれて、汗をかきやすい夏モードの身体に変わります。
胸が、かたくなりやすい時期です。身体をゆるませて、充分に汗をかけるように、
身体を整えておきましょう。冷えに注意をして下さい。

【夏の身体・仲夏6月ごろ】
梅雨時は泌尿器系に影響が出やすくなります。
冷房や天気などの影響で冷えると、汗が出にくくなり、身体に熱がこもります。
熱がこもると、夏ばてしやすくなるので、要注意です。

【夏の身体・晩夏7月ごろ】
緊張が胸に集中しやすい時期です。そのため、胸に熱がこもります。さらに、
冷房で冷えると胸が堅くなって、呼吸が浅くなります。不眠症状なども
これらの症状が関連しています。
足首をお湯で温めたり、温かいものを食べるようにして下さい。


【夏の心】
室内と外の温度差が、自律神経の乱れをうながし、不眠や喘息などの症状が
でやすくなる時期です。
冷えと熱の両方に対処する必要があるので、なかなか大変ですよね。
エネルギーが外に出やすいので、心と身体のバランスがとりにくくなりますが、
ヒートアップしすぎないよう滋養のあるものを食べて、体温調整を上手にしな
がら、夏を乗り切りましょう。

【夏のボイストレーニング・ひとことアドバイス】
夏のボイストレーニングは、バランスを心がけましょう。
骨導音と気導音のバランスを意識して、自分の声をしっかりと聴きながら発声
するようにしましょう。
内と外のバランスの良い声は、とてもクオリティの高い声で、説得力がまします。

夏のボイストレーニング 夏は色をまとう季節
若紫は、心身の浄化に役立ちます。
不眠などにも良いので
夏の夜に、取り入れましょう。
夏の色は、さわやかですね。

 

夏のテーマカラー 浅葱色(あさぎいろ)
創造性・表現力を明確にする。親切・開放的・幸福の象徴。自由・変化・
チャレンジ・やるべきことの明確化。決断力・行動力を促す。頭痛や
切り傷・やけどなどの炎症を抑える働き。
免疫システムにも作用。精神的な疲れや身体全体の免疫力を回復させる。
遊び心とクリエイティビティの活性化。
6月を象徴する色。

萌黄色(もえぎいろ)
神経を落ち着かせる効果がある。活力のある色。季節の変わり目や、体調を
崩しやすい時期に取り入れるとより効果的。

向日葵色(ひまわりいろ)
季節の代わり目や梅雨などのジメジメした時期に、思考を整理し、理性を
高めてくれる色。
腸の働きも整えるため、梅雨冷などで体調を崩しやすい人にもおススメ。

瑠璃色(るりいろ)
ストレスを和らげ安眠を促す。解毒・解熱作用がある。高血圧の緩和や
日焼け・日射病などの身体の炎症を抑える。喉の痛み・せき・かすれ声
などに有効。

若紫色(わかむらさきいろ)
心身の浄化作用とヒーリング効果がある。不眠などにも有効。より輝き
のある自分のために、積極的に取り入れると良い色。

浅葱色・瑠璃色・向日葵色・萌黄色・若竹色・菖蒲色・夏虫色・・・

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春のボイストレーニング

春のボイストレーニング

春には春の、声・呼吸・心・身体の整え方があります。花びら
春のボイストレーニングについてご紹介いたします。


【春の身体・初春2月ごろ】

身体も、まさに雪解けの頃を迎えています。
寒さによりかたくなった筋肉が、ゆるみ始めるのです。
骨盤が右方向から次第にゆるみはじめるために、身体全体のゆがみが出やすいと
いわれています。
このゆるみが、冬に溜め込んだエネルギーの発散につながります。

【春の身体・仲春3月ごろ】
春眠暁を覚えず。眠くてだるい時期ですよね。
身体にねじれが出やすいので、頭にエネルギーがたまる人が多く、のぼせやすく
なります。
花粉症・喘息などのアレルギー疾患が出やすくなります。
年度替りで、新しいことや環境の変化が多い時期でもありますが、身体はゆるみ
モードなので無理をしないようにしましょう。

【春の身体・晩春4月ごろ】
さらに眠気が多くなり、だるさが増します。
身体が、軽く感じられるようになると、春の身体モードから、活動的な夏の発汗
しやすい身体のモードに変わり始めます。


【春の心】
緊張をしないで、ゆるゆると過ごすのに適しているこの季節。
しかし、日々の暮らしは、のんびりすることを許してはくれませんよね。
ここで無理をすると、5月頃に疲労があふれ出し、軽いうつ状態になってしまう
人もいるのです。
それが、5月病の要因でもあります。
積極的に、自分の時間を持ち、リラクゼーションや好きなことを楽しむ時間を過
ごしましょう。
無理をしない、休める時に休むというのが、この時期を乗り切るコツです。

【春のボイストレーニング・ひとことアドバイス】
春のボイストレーニングは、内観をすることを意識しましょう。
あなたの身体の内側を観るつもりで、ハミングを静かに繰り返します。
骨の振動、皮膚感覚が目覚めれば、声の響きや深みも、自然に育って行きます。
それは、究極のリラクゼーションでもあるのです。

春のボイストレーニング 春は色を聴く季節
茜色は、各臓器に活力を与え、
倦怠感や無力感を取り除きます。
春の朝に、取り入れましょう。
春の色は、華やかですね。


春のテーマカラー  薔薇色(ばらいろ)

全ての色を内包している色。始まりの色。若々しさの象徴。女性性・母性。
献身・尊敬・感謝の気持ち・責任感の強さは牡丹色の最大の特徴。高いレベルでの
理解と成熟をもたらす。
脳への血流を増やす。交感神経を刺激し情緒を安定させる。頭痛や風邪、慢性疲労、
神経衰弱にも効果がある。

茜色(あかねいろ)
身体がだるくなりやすい時期。茜空の赤が、各臓器に活力を与える。倦怠感や無力
感を取り除く。

若菜色(わかないろ)
春の野原に見られる瑞々しい緑は、アレルギーを抑える効果がある。また生命力を
感じさせ、イキイキとしたエネルギーも取り入れることができる。

桃染色(ももぞめいろ)
淡い桃色で平和と安定を身体に取り入れ、忙しい時期をリラックスして乗り切る。

山吹色(やまぶきいろ)
鮮やかな山吹色は、思考レベルの調整に役立つ。新しい物事が始まる時期に、すっ
きりとした感覚でいられる。

若草色・若菜色・白すみれ色・桃染色・桜色・山吹色・牡丹(ぼたん)色…

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

季節のボイストレーニング

なぜ、季節とボイストレーニングが結びついたのでしょうか。

それは、私たち人間も、植物も動物も、地球の大きなエネルギーの
循環の中で生きているからです。

地球の循環のリズムと、身体の循環のリズムが調和しているとき、
私たちは健康で幸福を感じながら生きていられます。
ところが、その循環から切り離されてしまうと、私たちは本来の
あるべき姿を見失い、心や身体から警告が発せられます。
それはやがて、病気や事故などというという症状を生み出す要因と
なるのです。

また、病気という大きな症状に至らなくても、ご自分の感覚が閉ざ
されていることに気付いた方々もいます。

とても辛かった頃、食事の味がわからなくなりました
実は、匂いがわからないんです
目がとても疲れて、視力が落ちました
耳鳴りがして、何だか音が聴こえにくいんです・・・

これは、私が主宰するボイストレーニングの教室で、生徒さんから
実際にお聞きした言葉です。

この方たちは、多くの悩みを抱えていたにも関わらず、ご自分を
ケアされることなく過ごした結果、呼吸が浅くなり、筋肉が硬直し、
慢性的な頭痛や肩こりに悩まされていました。
さらに、視覚・触角・嗅覚・聴覚・味覚の五感がことごとく閉ざさ
れてしまったのです。

辛い状況をやり過ごすのは、感覚を閉ざすこと。
痛みも苦しみも感じなくすること・・・
そう感じて、無意識にご自分を守ろうとされていたのかもしれません。

身体は正直です。
五感が、ひとつでも閉ざされていると、声は出にくくなり、コミュ
ニケーションは上手く行かなくなります。
私たちのコミュニケーションには、自分自身や相手を「受け
入れる
」ということや、「意識をする
感じる」などということが、不可欠だからです。

私たちはもう一度、さまざまな生きにくさを根本から解決するため
に、自然の循環に呼応する、しなやかな感性を取り戻す必要があり
ます。
自然に触れ・身体を動かし・夢中で遊び・心も身体も開く・そんな
体験が、脳も心も身体も活性化して行くのです。

さらに、深いトラウマは脳の傷となって残ります。
しかし、その傷を癒すのは、自然に触れることと、幸福と歓びの体験
だと精神医療の医師も断言しています。

季節の変化を意識しながら、循環の中で移ろい、自分自身を受け入れ、
声を発して楽しむ
機会を、多くの方に持っていただきたいと心から願っています。

私たち日本人は古来より、季節の移り変わりにとても敏感に暮らして
きました。
風や雨の名前だけでも、何千何万という言葉があります。
歌を愛し、声や息を合わせて生きていた先人たちの知恵に触れ、心と
身体に取り入れながら、生きて行きたいと私は思っています。

私はそのために、自然に存在するもののから命名された「色の和名」を
使い、自然と色の波動を意識する、「和の色呼吸」を考案しま
した。
さらに、季節ごとの変化も取り入れ、和の色呼吸カラーチャートも作り
ました。

そこに、今まで学んだトマティスメソッドやアレクサンダーテク二ーク、
さまざまな呼吸法や発声法を加えて、今まで以上にレッスンを楽しんで
いただこうと「季節のボイストレーニング」と命名
しました。

この季節のボイストレーニングにより、私自身も、
生徒さんたちも、今よりももっともっと楽しく幸せになれたとしたら、
こんなに嬉しいことはありません。
マミィズボイススタイルの新しいボイストレーニングで、あなたらしい
生き方、そしてあなたの本来の輝きある声(ピュアボイス
に出会って下さい。

あなたのご参加を、心よりお待ちしております。

(濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

歌うこと、声を出すこと

歌、そして声を出すことは、呼吸を深め、身体の生理機能を調整する効果があります。
さらに、ノドに負担をかけない発声法や、身体を楽器のように使うコントロール力、
そして、聴く人の心と身体に穏やかに作用する不思議なパワーも秘めています。

あなたは歌が好きですか?
それとも、苦手だと感じていますか?

先日、初めてレッスンに来られた生徒さんは、61歳の女性。
昨年の暮れ、還暦のお祝いにと、お友だちと二人でライブをひらかれたそうです。
しかも、60歳で始めたピアノの弾き語りも一曲披露。
たどたどしい演奏ではありますが、一生懸命に鍵盤に向い歌う彼女の歌声は胸に沁みます。
彼女は歌った後、素晴らしい笑顔で、こう言いました。

気持ち良い~!最高~!

それまでは、まったく歌や音楽を奏でることに縁がなかった彼女。
それでも60歳から弾き語りをはじめ、ライブも成功させ、市民劇団に入ってお芝居も楽
しんでいるそうです。

心も身体も健やかで、日々が楽しい!

そう語る彼女は、とても美しい人だと感じました。
遠慮なく楽しんでいい。
好きなことをして、生きていい。
私たちは、その自由を与えられています。

あなたも、今から好きなことを初めてみませんか。

(2010年5月11日・濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

マミィズボイス

私が主宰しているレッスンクラスの名前を「マミィズボイススタイル」は、
私の名前(マミ)+(声)で「Mami’s Voice」と、お母さんの声
Mammy’s Voice」を合わせて命名した。

その造語に、表現方法とか在り方という意味の「Style」という言葉を付け
加えたのだが、この頃、この名前の持つ意味の重さが、ヒシヒシと感じられるように
なってきた。

お前、もういらない!出て行け!ホラ、早く出て行けよ!
と、甲高い女性の怒鳴り声が、突き刺すように聴こる。
小学校4~5年生くらいの男の子が玄関から放り出され、中から鍵がかけられ、男の子
は泣きながら「開けて~、開けてください」と玄関チャイムを押し続けている。
偶然、その家の前を通りがかった私は、驚いて足がすくんでしまった。
何か声をかけようかと躊躇していたら、しばらくして玄関が開き、母親らしき人の手
が見えた。
次の瞬間、男の子の頭、そして頬を思い切り殴打。
男の子は身体を硬くしたまま、家の中へ引きずり込まれてしまった。

また別の日には、スーパーで買い物をしている私の背中に、乾いた声が刺さった。
だからテメェはダメなんだよ!サッサと行けよ!グズ!
振り返ると、小学校低学年くらいの男の子を小突きながら、お母さんらしき人が吐き
捨てるように言っている。
キレイに身づくろいをした、若いOL風の女性だ。
男の子は硬い表情のまま、ヨロヨロと歩いてつまずいてしまった。
女性は、男の子を見下ろしながら、さらにこう言ったのだ。
みっともねぇ
思わず振り返った私は、「ちょっと、子どもに何てことを言っているの!
と言ったが、その女性は私の顔をチラっと見て「ウルセぇ」とつぶやいて早足に行って
しまった。

赤ちゃんは、お腹の中にいるときから、お母さんの声に耳を澄ましている。
4ヶ月半から5ヵ月くらいで、胎児の耳の機能は出来ているのだ。
そしてどんな音よりも、誰の声よりも、お母さんの声を熱心に聴こうとする。
お母さんの声が、自分の命に直結していることに気づいているからだ。
お母さんが嬉しそうにおしゃべりしていると、赤ちゃんも活発に動き、悲しんでいる
と動きが悪くさえなる。
そうまでひとつになっていた小さな命なのに…

私たちのコミュニケーションは、ひとりの例外もなく、お母さんから始まっている。
毒のあるお母さんの声や言葉は、子どもの聴覚や脳に、多大なダメージを与えている
のだ。
子どもの未来も、お母さん自身の未来も、周囲にいる大切な人たちの未来も、全て奪う
ことにつながりかねない。

幼い生命に与える原初の音を、狂わせてしまってはいけない。
思うようにならない子育て、ストレスの多い毎日、ついイライラしてしまい、声を荒げる
ことは誰にでもある。
でも、行き過ぎてはいけない。

聴こえてくる声や言葉のトーンや響き(振動)が、良質であればあるほど、私たちの幸福
を感知する力も高まるのだから。

もちろん、愛情にあふれた声や温かい言葉を、子どもに伝えているお母さんたちの方が、
大多数なのもわかっている。
でも不幸にして、それを伝えることも出来ず、親からも与えられていなかったとしても、
変えることはできる。
必ず、変えられる。

私も「マミィズボイススタイル」の名に恥じないように、次の世代に、精一杯の
温かい音や言葉を残せたらと、切に願っている。
豊かな声、歓びにあふれた美しい響きは、私たちの未来を育てるのだから。

(2009年8月15日発行のメルマガより・濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

 

ピュアボイスってどんな声?

あなた本来の輝きある声、それをマミィズボイススタイルでは、
ピュア(純粋な・汚れのない)ボイス」と名づけている。
生まれつき、声の悪い人なんていない。

私たちは、この世に誕生した時に、息と共に声を発することで自分の
生命の力を表現する。
それが、誰もが最初に発する声、産声だ。
私たちは、本来、そんな生命力に溢れた声を持って生まれてきた。
ところが、現代人を取り巻く過剰なまでのストレス、心身の不調、
育った環境、加齢などの影響によって、本来の声が持っている輝きは、
失われてしまう。

声に不自由さや、強いコンプレックスを抱いている場合、私たちは
ピュアボイスを見失ってしまったと考えられるのだ。

メソッドの基本理念は、「声による共鳴・共振を感じる力を養う」、
声を通して、自分の本質に気づく」、この二つ。

これらは、ストレスなどの影響で分離してしまった身体と心を、再び
結びつけることにつながり、自由な自己表現や、豊かなコミュニケー
ションの基礎となるものだ。

あなたの声が豊かに輝くことで「自分を愛する・大切にする
ということが、今まで以上に心地良く感じられるようになるはず。

あなたの毎日の生活の中に、ほんの少しの彩りを添えるような気軽さで
ボイストレーニングを始めてみては如何だろうか。

(2009年3月31日・濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

自分の声、聴いていますか?

「自分の声を聴きながら、話して」
と私が言うと、多く生徒さんは急に混乱したような表情になる。
自分の声=不快な音』だから。

不快な音は、脳が判断して聴き取ることをやめてしまう。
そのために、嫌な音を身体に入れまいと筋肉を硬直さえ、呼吸も
浅くさせてしまう。

無意識に、自分の声を身体全体で拒否しているのだ。
それは、自分自身を否定していることと同じこと。

この状態では、いくらボイストレーニングを受けてテクニックを
磨いても、声の変化は望めない。

何をして生きたいのかわからない
好きなことが何なのかわからない

あなたがもし、そんな状態に陥っているなら、要注意。
自分とのコミュニケーションが、上手く行っていないのだ。
自分の声に抵抗するのはやめて、静かな気持ちで聴いてみよう。
批判や分析をせずに、ただありのままに、自分の声を聴き取って
みるのだ。
リラックスして、意識的に聴き取ることができるようになると、
それだけで声は変わる。

自分の声が嫌いだと感じるのは、過去にとらわれているか、間違っ
た思い込みに振りまわされている証拠だ。
いつも、右耳を優先させて聴きながら話す。
何度も繰り返しているうちに、声を出すこと、意識的に聴き取る
ことに、あなた自身が慣れてくるはずだ。
自分の声=愛しい音
に変われば、今よりももっと、幸せを感じることができるはずだ。

(2009年1月30日・濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

脳のエネルギーは何?

頭が疲れたら、甘いものが良い、などと言われる。
実は、食べ物からチャージされる脳のエネルギーは、
全体のほんの10%程度なのだそうだ。

では、残りの90%は何からエネルギーをとっているのか。
それは、「」。
脳のエネルギーは、ほとんど音からチャージされている。

寝ても寝ても眠い・いつも疲れが取れない・すぐにネガ
ティブな気持ちになる・クヨクヨしやすいなどという症状が
出ていたら、要注意。

脳のエネルギー不足でを疑った方が良い。
意識的に、エネルギーをチャージする時間を持つのだ。

脳の栄養になるのは、低周波よりも高周波音域。
つまり、チラチラとした高い音。
小鳥の鳴き声、波の音、風に木の葉がそよぐ音、小川のせせ
らぎなど、自然の音には高周波がいっぱい含まれている。

自然の中でゆったりと遊ぶのが一番良いのだが、もしそんな
環境にいなければ、気持ちが落ち着くクラッシック音楽や、
CDに収録されている自然音、あなた自身のハミングでもOK。

静かな気持ちで、聴くことに集中してみよう。

頭の中の余計なおしゃべりが静まり、エネルギーもチャージ
され、コミュニケーションがとても楽になるはずだ。

(2009年1月23日・濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

トマティスメソッドについて

フランスの耳鼻咽喉科医、アルフレッド・トマティス博士(1920~2001)は、
聴覚心理音声学という分野を確立し、聴覚と発声の相関関係を明らかにした。
この理論は「トマティス効果」として、フランス科学アカデミーおよびパリの
医学アカデミーに登録され、聴覚やコミュニケーション障害のリハビリ技術の
基礎ともなっている。

人間の声には、耳で聞いたものしか含まれない

私は、トマティスメソッドからそのことを教えられた時、コミュニケーション
不全で苦しむ一番の要因は、自分の声を受け入れていないことが原因なのでは
と感じた。

生徒さんの多くは、「自分の声が嫌い」だと言う。
それは、「自分の声=不快な音」だということだ。

不快な音を聴きたくないと感じたとき、脳はその音を拒否する。
つまり自ら聴かないようにしてしまうのだ。
それが、トマティスメソッドで言う「耳がカーテンをしている」状態だ。

自分自身の声を受け入れる、つまり耳にかかったカーテンが開けば、「自分の
声=心地良い音」への劇的な変化がおこる。

人とのコミュニケーションを良くしたければ、まず自分自身との
コミュニケーションを100%にすること

トマティスの発声トレーニングで、トマティス博士がおっしゃったそうだ。

深くて、温かいメソッドに出会えたことに、心から感謝をしている。

(2009年1月20日・濱田真実)

トマティス聴覚・心理・発声ケア協会
トマティスリスニングセンター東京
ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

右耳を使おう

あなたは電話で話すとき、どちらの耳で聴いているだろうか。

左手で受話器をとって、左耳で?
それとも、右耳?

人と人とのコミュニケーションでは、「どちらの耳を優先して
いるか
」ということが、とても重要になる。
トマティスメソッドで学んだ記憶があるが、言葉の意味を理解する
ための言語中枢は、左脳に多く分布されているのだそうだ。
身体機能と脳の指示系統は交差しているため、右耳から入った情報
は、左脳で処理されるとのこと。
左耳から入った情報は、神経の回路が右耳回路より40センチから
60センチも長いため、タイムラグが生じる。
左右の時間差は、なんと100倍から200倍!
左耳で音を聴いている人は、大変なエネルギーロスをしているのだ。

疲れやすい、感情に振りまわされる、過去にとらわれる、考えすぎ、
すぐネガティブな気分になる、なかなか行動に移せない・・・

あなたが、もしもそんな傾向で悩んでいるのなら、左耳を優先させて
いる傾向があるかもしれない。

もちろん、視力と同じように左右の耳もバランスよく聴こえている
ことが大切だが、耳は左右で役割が違う。
空間や距離感、大きな全体像を音で把握するのが左耳で、音を選ん
だり、分析したりできるのが右耳。

たとえば、オーケストラの、演奏全体を感じられるのが左耳、その中
のフルートの音や旋律だけを分けて聴き取れるのが右耳といった役割
分担がある。

右耳が優位になっていると、言葉の意味の理解や、音の分析が早く
なるし、感情がからみにくくもなるので、客観的に言葉や音を受け取
れるようにもなる。
つまり、過去にとらわれたり、クヨクヨしがちになる人は左耳傾向が
強い人なのだ。

コミュニケーションを良好にするためには、相手の声も自分の声も、
右耳を優先して聴くということがポイントのようだ。

ぜひぜひ、お試しあれ。

(2009年1月18日・濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル

取り戻せた背中

「私、背中があったんですね…」
レッスンに通ってすでに1年以上経過しているA子さんが、ポツリとつぶやいた。

「背中を意識して、背中を感じて」
とレッスンの度に繰り返し伝えてきたが、その感覚が、ようやくつかめたようだ。
これは、身体がほぐれてきた証拠。
だって意識を向けようにも、首から肩、背中にかけての筋肉が、いつも鉄板の
ように硬直していて、呼吸すら満足にできない状態だったから。
A子さんは、そのことにすら気付いていなかった。

言葉では上手く説明できないんですけど、自分の身体が戻って来た感じ
とA子さんは言う。
そしてその日以来、なぜかいつも自分の中に、安心感が存在しているのだとも
感じているのだそうだ。

背中が意識できるということは、文字通り自分のバックボーンを取り戻せたと
いうこと。
私たちは、精神的な「支え」や「後ろ盾」を、背中を通して感じている。
A子さんは、その安心感のおかげで、家族や仕事先の人たちとのコミュニケー
ションが、とても楽になったと微笑んだ。

ボイストレーニングは、ただ歌を上手く歌うためのものではない。
ストレスや疲労で、バラバラに分離してしまった心と身体をひとつにむすび、
バランスよく調和をさせることができる素晴らしいテクニックなのだ。

(2008年12月28日・濱田真実)

ボイスバランスメイキングのマミィズボイススタイル