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あなたを輝かせるステキな声の育て方

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声色ききみみずきんkowairo kikimimizukin

日本古来の儀式をほうふつとさせる、超カリスマボイス。
-中島みゆきさん・松任谷由実さんの声-


さて今回のききみみは、HYさんから頂いたリクエストにお応えします。

曲想がかわるごとに、声を自在に使い分ける中島みゆきさんの声を 
どのように分析されるのか 興味は尽きません
」。

HYさん、ありがとうございます。

◆◆◆

中島みゆきさんの声を聴いている時、浮かんできたキーワードがあります。
それは、「日本」。
それも、「かつての日本

「昔風の日本人の声」
というレベルではなく、私たちのDNAに刻み込まれたような、音

私は、もちろん太古の日本人の声なんて知るはずもないのですが、どこかで
知っているような気がしたのです。

なぜだろう・・・

あれこれと考えて、ふと思い浮かびました。
例えるなら、雅楽。

宮廷儀式などで演奏される音楽。
ひちりきや笙(しょう)などの、楽器の音。

大陸から伝来した音楽ということも含めて、日本古来の音のイメージが、
みゆきさんの声にあると感じるのです。

そして、「儀式」・「祈り」というようなワードも浮かびます。

みゆきさんの音声の持つ質が、その強烈なカリスマ性につながっていると
感じました。

◆◆◆

みゆきさんのライバルと称されていたのは、松任谷由実さん。

強烈なカリスマ性、超個性的ということでいえば、ユーミンの声も
引けを取りません。

でも、ユーミンの声の方が土着性が強いんです。
民謡というのか、民俗音楽の中に存在する声だと思います。

みゆきさんの声が雅楽のイメージなら、ユーミンは、田楽やお神楽かな

雅楽も田楽も、詳しいことは分からないので申し訳ないのですが、
対比するなら、そういった違いを感じます。

また、エネルギーの方向として例えるなら、ユーミンは、平行に拡がって
行く声。

みゆきさんの声は、平行にも拡がるけれど、上下がある。
前後もある感じ。
宗教的ですらあります。


そういえば、おふたりとも巫女的な要素もありますよね。

◆◆◆

みゆきさんといえば、ご自身の作品とはかなりギャップのある、ラジオの
弾けたおしゃべりでも人気でした。

でも今回、過去のみゆきさんのおしゃべりを聴き返してみて、あらためて
感じました。

きっと、本質はとても静かな人。
静かに、じっと世界を観ている人なのではないかと。

ぎゃはは!と笑う声の向こう側に、とても静かにたたずんでいる、
もうひとりのみゆきさんを感じるのです。

これは、とても女優的。

ラジオでは、テンションをぐっと持ち上げて、「パーソナリティ中島みゆき」
を演じているように思えてなりません。

コアなファンの方なら気付いていると思うのですが、本当はコミュニケーション
自体も苦手な人なのかもしれませんね。

きっと、その起伏や振幅が大きいからこそ、素晴らしい作品を創作し、
表現も出来るのだと思います。

そしてさらに、年齢を重ねるごとに、声の色合いが豊かになってきていますね。

元々声帯周辺の筋肉の伸縮が良い人なのでしょうが、歌うための身体づくりや
トレーニングを積み重ねているのが伝わって来ます。

みゆきさんは、ミュージシャンとしてのジャンルをはるかに超えた、作家であり
演出家であり、音楽家であり女優でもある稀有な存在。

すでに、「中島みゆき」という、ひとつのジャンルを確立された方だと思います。

あなたも、ききみみを立てて、中島みゆきさんの声をよ~く聴いてみてくださいね。

(2013年12月11日発行メルマガ・呼吸の奇跡☆声の魔法より)
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