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あなたを輝かせるステキな声の育て方

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声色ききみみずきんkowairo kikimimizukin

ピアノが育てた声は、丸くてツヤツヤで強烈な意志のある声。 
-矢野顕子さんの声-

「ネコのような、不思議な世界に引き込まれるような・・・」

と、リクエストをいただきました。

あをによしこさん、お待たせいたしました。
リクエストありがとうございます。

◆◆◆

本日のききみみは、矢野顕子さん(59歳)です。

「春咲小紅」
などのヒット曲も多数ある、天才ミュージシャン。

ピアノを弾き始めたのは3歳から。
ピアノ歴は、56年ですよっ!

弾き始めた当初から、その日あった楽しかったことなどを、ピアノの
弾き語りで表現していたという神童ぶり。

手も足も、使えるものはみんな使って、ピアノと戯れていたそうです。

それにしても、矢野さんの声は存在感が素晴らしいです。
口は横にひろいのですが、とても柔軟。
鼻にかかった高めの声は、丸くてツヤツヤで年齢不詳の不思議な響きが
あります。


でもね、話声も歌声も・・・
私は、矢野さんの声を聴けば聴くほど圧倒されて、少し恐怖すら感じます。

意思を持った、しゃべる楽器のように聴こえるのです。
それも強烈な意志の強さ持った楽器です。

たぶん、すでに「矢野さん」と「ピアノ」と「矢野さんの声」が、
切り離すことのできない、新種の楽器になっているんですね。

ピアノが意志を持ってしゃべりはじめると、矢野さんの声になる・・・

そんな感じがするのです。


幼い頃から、ピアノの音を人一倍聴いて育ったことと、声で感情を表現し
歌うということがセットになっていた矢野さん。

まさに、「ピアノが育てた声」
なのだと思います。

◆◆◆

矢野さんは、高校生の頃からピアノを弾いて生活をしていました。

仕事が忙しくなり高校を辞めて、16歳~17歳頃からプロとして生活を
していたそうです。

それは、音楽大学で系統立てた音楽教育を受けていないということ
ですよね。
感性そのもので、弾いて歌っている。

つまり、天才です。

でもその一方で、技術を磨くために想像を絶する練習を積み重ねても
います。

鍵盤の間にカミソリを立てて練習をした、という逸話もあるくらい。

大人になって良かったことは、
「調子の悪い時には、練習を30分で切り上げられるようになったこと」
ともおっしゃっているくらいですから、子どもの頃からの練習量は
すさまじいものだったと思います。

厳しいです。
ストイックです。

かつてのパートナー・坂本龍一さんは、
「彼女は、自分自身をまったく疑っていない人」
と評していました。

どんな言葉でも、どんなアレンジでも 大丈夫。  
私なら、歌えるから


そう言いきれる人は、他にはいません。

積み重ねた練習の量があるだけに、自分の音楽に対しては、
ゆるぎない自信を持っている人だとも思えるのです。

また、興味あること、感性の針が揺れることには徹底して向き合う
けれど、興味のないことに関しては、まったく見向きもしない。
好き嫌いが激しい。
平気で、ぶっきらぼうにもなれる。

娘の坂本美雨さんのラジオ番組に出演した時の矢野さんは、本当に
ぶっきらぼうで、普段着の声なんです。

やさしく柔らかく問いかける美雨さんに対して、「はいはい、どうもっ」
という感じで面倒臭そうにしゃべっています。

照れもあるのかもしれませんが、「素」のザックリ感が出ていて、
内面はかなり男性的な人なんだなと感じました。

いえ、男性的・女性的というより、それすらも超越している感じ。
才能のあるアーティストには、多いですよね。

そして矢野さんのように、感受性のセンサーが鋭い人は、自分にとって
必要なものとそうでないものの振り分けがはっきりしています。

他人に好かれるか嫌われるかなどということは、どうでもいいことですし、
悲しみや苦しみも、自分の表現に転化するパワーがあります。

生きて行く上で、誰にも譲れない「たったひとつのもの」を持つ。

それは、ほんとうに大事なことです。
揺るぎなくいられます。
存在感が増します。

枠組みにとらえられて、自分自身の感覚や衝動に嘘をつくようになると、
「たったひとつのもの」を見失ってしまいます。

子どもたちには、それを見つけて欲しいと切に願います。

どんなに苦しいことがあっても、その「たったひとつのもの」が杖となって、
自分の存在を支えてくれますから。

そして私たち大人も、かけがえのない「たったひとつのもの」を
持ちましょう。


世界的なアーティストにはならなくても、それには、生命力を
湧き上がらせる力がありますから。

あなたもききみみをたてて、矢野顕子さんの声を
よ~く聴いてみてくださいね。

●矢野顕子×上原ひろみ 
ラーメン食べたい」 


(2014年4月10日発行メルマガ・呼吸の奇跡☆声の魔法より)
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