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あなたを輝かせるステキな声の育て方

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声色ききみみずきんkowairo kikimimizukin

ぐるナイに出演した時の芸人さんたちの声 -矢部浩之さん・岡村隆史さん・日村勇紀さん・
天野ひろゆきさん・塚地武雅さん・高橋茂雄さんの声-


2011年10月に、日本テレビの「ぐるナイ」に出演しました。

テーマは「おけいこ男子」。

独身の芸人さんたちが、モテる男になるために、ダンスや書道、料理などの、
お稽古ごとに挑戦するという企画でした。

私は、その中のボイストレーニングを担当。

司会進行は、ナインティナインの矢部さんと奈々緒さん。

おけいこ男子は、ナイナイ岡村さん、バナナマン日村さん、ドランクドラゴン
塚地さん、キャイーン天野さん、サバンナ高橋さんの5名でした。

その時の写真はこちら



スタジオに入って驚いたのは、芸人さんたちの、声の大きさ。
凄まじい勢いで、前へ前へと声を出しています。

横に立っていて、耳が痛くなるほどの大音声を聴いたのは、この時が初めてです。

それに、大声なのは、芸人さんたちだけではありません。

カメラの後ろには、40人~50人のスタッフ。
芸人さん達が面白いことをすると、彼らは全員で笑います。
しかも、大声で。

すると、芸人さんたちのノリが良くなって、もっともっと面白いことをする。

というわけで、スタジオの中は、人間の声と熱気がグワングワンと渦巻いていました。

一緒にいった生徒さんのYちゃんは、「頭が痛い・・・」とギブアップ。

通常の生活の中にはあり得ない、圧倒的なエネルギーの場でした。

◆◆◆

この音声の凄さは、テレビを観ているだけでは分かりません。

テレビのモニターやスピーカーでは、このエネルギーは再生できないからです。

同じ空間を共有して、お互いの声を身体全体で聴き取り、初めて気付く
こともありますしね


ききみみの場合、直接お会いしたことのない人の声を解析するので、その点は
かなりハンディがあります。

なので、私のアンテナを全開にし、ご本人がお話をしている映像を観て、
口の形や姿勢、呼吸や息づかいをじっくりと観察するわけです。

もっと分かりやすいのが、ラジオ。
ラジオは、個人的な場になりやすく、その人の「素」の部分も出やすくなります。
さらに、ひとりで話しているよりも、親しい関係の人と会話をしている時の
音声の方が、なお分かりやすいです。

隠しても隠しきれない「素」が出ますから。

私は、仕事で作り上げられた声よりも、そんなポロっと出てしまう
「素」の声に魅力を感じています。

毎回、こうして気付いたことをピックアップして、文章にまとめて配信している
のですが、やはり直接お会いすることの方が、断然、情報として受け取れる
ものは多いのです


それにしても、たった6人の芸人さんでも、スタジオが割れんばかりの声の迫力。

これが、ひな壇にたくさんの芸人さんが座って一気にしゃべるバラエティだと、
どんな状況になるのでしょう。

芸人さんたちも、生き残りを賭けて声を発しますものね。

想像を絶します。

◆◆◆

私が収録当日、ご一緒していて一番声が魅力的だと感じたのは、
ドランクドラゴンの塚地さんでした。

俳優の仕事も多い塚地さんは、人間的な優しさに溢れた声で、
穏やか


その上、とっても感性が鋭くて、私がお伝えしたことの深い部分を一瞬で
キャッチして、素直に反応して下さいました。

素人である私を、尊重して下さる感じもして、とても嬉しかったです。

放送はされませんでしたが、誰の声が一番好きかをモデルの奈々緒さんが
選びました。

やはり彼女も、「塚地さんの声が良い」とのことでしたね。
きっと塚地さんは、誠実で女性受けが良いというか、実際はモテるタイプの
方だと思います。

そして、「この人!モテるだろうな~!」と実感したのは、司会進行の矢部さん。

側にいると、私の背骨に、矢部さんの声がビンビン共鳴して届きます。
骨導音の非常に豊かな人で、声を聴いているだけで、とても心地良いんです。

それに、全体をまとめながら進行をする立ち位置のために、視野の広さと許容量、
つまり器の広さも感じました。

一緒にいたくなる人。安心できる人。
でも、ドライな冷たさも併せ持っている人。
女性には、モテるだろうなと感じます。

天野さんは、ナレーターや声優としてもご活躍なので、ご自分の声の資質に
強烈な自信を持っている方とお見受けしました。

日村さんは、やんちゃな雰囲気で硬質で高めの声は、耳をつんざくような
威力です。
ですが、持って生まれたエンターティメント性が豊かで、ある種の天才。
無垢な反応とセンスは、圧倒的だと感じました。
(実は私、バナナマンファン。収録中に日村さんから『ねぇねぇ、まみぃずぅ。』
と呼びかけられたことが、最高に嬉しかったです!)。

高橋さんは、鼻にかかった甘えん坊の声なのですが、実は、かなり神経質で
硬質な方のような気がします。
胸のあたりの緊張が強くて、その日は、呼吸が苦しそうに感じられました。
体調がいまひとつの状態だったのかもしれません。

岡村さんも、優しくて繊細で、天才肌の声。
身体全体を楽器のようにして出す声は低くてハスキーですが、人を元気に
させます。
ですが当日はかなりお疲れのようで、声を振り絞って出している印象が
ありました。

◆◆◆

放送は10分ほどでしたが、実際は1回5分程休憩を入れて、小一時間ほど
撮影を続けました。

全編、ほぼアドリブです。

本番前、緊張する私に、

「大丈夫ですよ。
どんな状況になっても、 タレントさんたちが面白くしてくれますから」

と、スタッフの方が助言してくれました。

実際、その通りでしたね。

テンションを上げ、周囲の空気を全身で感じ、ボケて突っ込んでという
コミュニケーションの応酬。

凄まじい、プロの真剣勝負の現場でした。

本番終了後、タレントさんたちの控えの場では、もう全員グッタリ。
口を開く元気もない様子で、全員、どんよりと暗く、タバコを吸いながら、
うつむいて携帯をいじっていました。

その落差に、またビックリ。

帰宅する際、ご挨拶に伺うと、皆さん「お疲れ様でした」と挨拶は返して
下さったのですが、ささやくような声で、心ここにあらず。

エネルギーチャージが早急に必要な様子でした。

そんな中、矢部さんだけが、ちゃんと立ち上がり、私を見て、丁寧に
「ありがとうございました。お世話になりました」
と頭を下げてくださいました。

これは、疲労度の違い?

それもあるのかもしれませんが、たぶん、あの場では、矢部さんが
タレント側のリーダー的な存在で、全員を統括していらしたのかもしれません。

番組や出演者全員を代表してご挨拶をして下さった、という印象でした。

撮影はその後、さまざまなお稽古事の体験を収録するために、翌日の明け方
まで続いたそうです。

並みの精神力・体力では、続けられません。
芸能界で売れるというのは、そういうことなのだと思いました。

私たちは、芸人さんたちの凄みを真似することはできませんが、
コミュニケーションの姿勢を学ぶことはできます。

相手を観て・聴いて・感じて、とにかく勇気を持って、
全身全霊で反応する。

笑われることは恥ずかしいと閉じるより、むしろ、笑って!
と自らを開いてアプローチする


如何でしょう。
チャレンジしてみませんか?

私は芸人さんが大好きで、尊敬もしていたので、本当に良い経験を
させていただきました。

あなたも、ききみみを立てて、芸人さんたちの声をよ~く聴き取って
みてくださいね!

(2014年2月27日発行メルマガ・呼吸の奇跡☆声の魔法より)
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